面接で沈黙が続いてしまったら?対処方法を解説

面接中の沈黙

時間が止まったような恐怖

面接の場で、突然時間が止まったかのように、沈黙の時間が流れることがあるでしょう。
非常に気まずい時間で、どこで口火を切るのかを考えなければいけなくなります。
面接官が口火を切れば問題はありませんが、わざと対応を見ているときすらあるのですから、どうするのかを考えていかなければいけません。

沈黙になってしまう前には、必ず話の流れがあったはずです。
そこに糸口があることを忘れてはいけません。
先の質問が正解を求めていた場合、明確な答えを待っていたということになるでしょう。
これを防ぐためには、下調べをして質問の正解を知っておかなければいけません。

答えを知らなかった場合、あからさまに固まってしまう瞬間ですが、謝罪し勉強しなおすことを伝えるべきでしょう。
評価を下げるどころか、上げることができるかもしれません。
前向きにアピールすることが重要になってきます。

ややこしくなってしまいがちなのが、意見を求めている質問です。
明確な答えを待っていませんので、分かりませんといってしまうことが問題になってしまいます。
分かりませんでは、考えることを放棄すると宣言しているのも同じです。
考えられる範囲で答えるようにしなければいけませんが、できるだけ意図をくみ取り、外れていかないようにするしかないでしょう。

面接官もわかっている

空気が悪くなってしまったとき、時間が止まってしまうような事態が起きます。
嘘や知ったかぶりをして答えた瞬間などが、こうした状況に当てはまるでしょう。
面接でもっともやってはいけないことです。

特に面接官が本当の答えを知っている場合、状況は悪化するしかありません。
鎌をかけられていることを見抜けなければアウトです。
沈黙の時間となってしまっても、適当なことを話してはいけないという例となるでしょう。

精神的に、すぐに答えなければいけないと思ってしまう瞬間です。
沈黙があってはいけない先入観が、こうした事態を招いてしまいます。
ですが、あせってパニックになる必要はありません。
ほとんどの面接官は、何もいきなり答えることを期待しているわけではありません。

人前で話すのですから、緊張してしまうこともあるでしょう。
そんな個人差は、面接官も織り込み済みです。
それに、面接官は、答えられないからといって、頭から食べたりするわけではありません。
一生懸命答えているという、前向きな姿勢さえ見せられれば、そこまで問題になることはありませんので、焦らず一呼吸おいてみることが大切なのです。