速度をあげる
パソコンを使うことは、日常的となり、何か特別なこととみなさなくなってきました。
できて当たり前といわれることほど難しいことはないとも言えますが、パソコンを使う以上文字が打てるのも当たり前になってきてしまいます。
問題は、文字を打つのは書いてあるのですから、見ればだれでもできるでしょう。
しかし、これでは速度が上がらないため、キーボードを見ずに打つことが必要になってくるのです。
以前はこうした方法をブラインドタッチと呼んでいました。
しかし、ブラインドという言葉の意味が盲目という意味にとらえることができるということで、差別用語として認識されるようになったのです。
そのため、今ではタッチタイピングと呼ぶようになりました。
タッチキーボードは簡単
なんだか難しいと思っている人もたくさんいるでしょう。
基本となるのは、ホームポジションを覚え、指が自然に動くようにすることです。
重要なのが、人差し指をFとJにおくことでしょう。
ここが左右の手の位置になりますので、ここからどこに動くのかを覚えればいいだけになります。
あとは決めた指でタイピングを繰り返していきましょう。
タイピングソフトなどを利用すると、打ちにくい言葉も練習することができます。
タイムが出たり、何か達成するとご褒美があったりもしますので、やりがいも出てきます。
重要なのは、ひらがな入力ではなく、ローマ字入力にすることでしょう。
キーボードが、ひらがなに特化して作られているわけではありません。
もともと、タイプライターの規格からスタートしているため、アルファベットに特化しています。
平仮名は50文字あり、アルファベットなら26しかないということも重要です。
アルファベットの場合、母音と子音と2回押さなければいけませんが、母音は5つしかないのですから、覚えるのも簡単です。
実は数字を打つのもアルファベットならワンタッチであるということも大きな理由になっています。
見ないことより間違わないこと
問題は、何が何でもタッチタイピングにしなければいけないのかということです。
最も効率がいいとされている方法なのは確かですが、絶対これでなければ文字が打てないというわけではありません。
3本ずつの指しか動かさなくても、非常に速い人はいくらでもいます。
自己流だからといって、違う文字が出てきたりすることもありません。
そんなキーボードがあれば、それはもう役割が異なります。
一般的なキーボードの場合、間違わないで打つことが一番早く打てる方法です。
見ないで打てるということも、間違わないで打てれば早いですが、間違うぐらいなら見たほうがましなこともよくあります。
仕事としても、精度が高いほうが重要なのですから、すべてこだわるよりも正確性を高めることを考えていかなければいけないのです。
なれてくれば、だれでもできます。
それが自己流だとしても、しっかりと成果物が作れるようになることを忘れないようにしましょう。