感性を活かす
世の中に様々な仕事がある中、女性の感性を生かすことができる分野はいろいろとあります。
その中で、意外と注目が集まっていないのがブライダルカメラマンです。
もともと、カメラマンという仕事が男性が多かったこともあり、そこまで女性が進出していませんでした。
しかし、結婚式ということを考えると、女性を中心として美しく映像を残すことができる女性の感性は、ブライダルカメラマンに重要な要素なのです。
ブライダルカメラマンは、その名の通り、結婚式や披露宴を専門としています。
写真だけではなく、動画も撮影するところが違いでしょう。
人生の中でも、何度もあることではない瞬間を切り取りますので、やり直しも効きません。
最高の瞬間に仕上げるためにも、感性を生かしていかなければいけないのです。
経験が支えてくれる仕事
失敗の許されない仕事のため、経験が重要となってきます。
下積みの期間なしでなれるほど甘くはなく、知識に合わせて技術も学ばなければいけません。
さらに、さまざまな状況が考えられる仕事ですので、経験を積むことでしかカバーできないことがたくさんあるのです。
下積みで得た経験が宝物になって行くといえるでしょう。
写真学校やカメラマン養成スクールといった場所で知識を得ることも、ひとつの流れです。
そこから現場にでて、実践を積んでいくのは、有効な手段といえるでしょう。
こうした学校から紹介してもらうというのも、期待することができるからです。
結婚式場のスタッフとして就職をして経験を積むのも一つの方法です。
アシスタントとして働くことになりますが、生の技術を見て盗む気概がなければなりません。
その後、独立してフリーランスとして働くこともできるようになりますが、顧客が必要となるため、コミュニケーション能力も問われます。
キャリアアップを考えていくのであれば、企画力も必要となるでしょう。
ウェディングプランナーと同じような力が必要になるため、提案力もなければいけません。
ただ、仕事の中心が撮影となってくる点で違いがあると思うといいでしょう。
とにかくいろいろな人が訪れ、ハプニングも起きます。
想定できる範囲で済まされることは、ほんの一部しかありません。
それでも、エンディングで映像を流さなければいけなかったりすれば、時間との戦いになりますし、撮り損ねたということがいいわけにもならないのです。
度胸も必要ですし、決断力も試されます。
花や料理、音楽の知識も必要で、常に変化するトレンドも吸収できなければいけないのです。
かなりきつい仕事ではありますが、だれでもできる仕事ではありませんので、それだけのやりがいがある仕事ともいえるでしょう。